オープンプロジェクト演習とは

WebDino から講師を招き、 社会課題解決のためにプロダクトデザイン、設計、プロトタイプ作成、発表までのプロジェクトワークを行う授業。

Web 技術の基礎を学び、ラズベリーパイを用いてプロダクト開発を行った。
ソフトウェアとハードウェアの両方を組み合わせ、課題解決デバイスを制作する。

チーム SAM

私達のチームは、ナースコールの問題点 に着目し、
その問題を解決するためのプロダクトを作成した。

主にソフトウェア部分を担当した。

既存のナースコールの問題点

3 年の先輩の家族が医療機関に務めており、
その話を参考に以下の問題点を洗い出した。

  • 暇つぶしにナースコールを押すことが多い
  • 年配の患者が自分の口渇を把握できない
  • なぜ呼ばれたのかがベッドまで行かないと分からない

アイデア

前述の問題点に対して以下のような機能を考えた。

  • 暇つぶし → おみくじ機能や通話機能などのエンタメ要素を取り入れる
  • 口渇管理 → 水のコップに圧力センサーを付け、水の残量から口渇を検知する
  • 容体把握 → 患者ごとに設定された定型文をワンプッシュで送信する

プロトタイプ

実際に作成したプロトタイプはこのようなものだ。

prototype

定型文送信(担当箇所)

デバイスには高齢者でも扱えるような、
シンプルで大きなボタンが 3 つ搭載されている。

水色のボタンでは「体調が悪い」、黄色のボタンでは「トイレに行きたい」など、
ボタンを押すだけでナースセンターが要件を把握できる。
これらの情報はナースが優先度を決める材料になるだろう。

ボタン上のイラストは、ボタンに被せているだけなので、
患者に合わせて定型文を変えたときにもイラストを変更することができる。

緊急呼び出し(担当箇所)

デバイスを振りながらボタンを押すことで、
緊急呼び出しを行うことができる。

「すこし急ぎ目で来てほしい」ときは、
デバイスを振ることで緊急呼び出しを行うことができる。

高齢者が使用することを想定し、
デバイスを大きくゆっくり振ることで、判定できるようになっている。

音声通話機能(BETA)

ピンク色のボタンを押すと、ビデオ通話が開始するようになっているが、
デバイスが 1 台しかないため機能していない。

感想

大学入学から 2 ヵ月ほどで参加した授業だったので、
技術力が足りなく、使いやすいデバイスを作れなかった。

また、ナースコールは緊急時に押せることを念頭に置かなければならないため、
このデバイスはサブナースコールのような位置づけである。
重要なときには、従来のナースコールを使用することが想定されているが、
複数の選択肢があると、高齢者の混乱に繋がると考えられる。